先週に引き続き、今週も生育記録をつけるための記事です。
我が家にはいろんな植物がいます。植物系統によって最適な環境はさまざま。
植物種ごとに異なる環境を分けていては、記録の整理が大変な上にデータロガーも沢山必要です。
そこで、植物系統ごとに耐寒性と光要求量を評価し、植物の置き場を統一することにしました。
hardiness. zone を使って耐寒性を調べてみた
耐寒性を調べるのにhardiness.zone というサイトがあります。
このサイトを使って、我が家にある植物の耐寒性を片っ端から調べてみました。
耐寒性といっても、湿度や光の強さ、降水量、植物体のサイズなど様々な要因にに左右されるはずです。これらのデータを鵜呑みにする、というより、参考にする程度に捉えた方が良さそうです。でも、データがあるに越したことはないですよね ♪
Agave (アガベ)
5℃以上
Agave titanota を元に記載。
※アガベに関してはアガベ図鑑でも調べることができるようです。
Aglaonema (アグラオネマ)
10℃以上
aglaonema "Sliver Queen"を元に記載。
Dorstenia (ドルステニア)
ゾーン10以上
ゾーン 10a -1.1°C to 1.7°C
ゾーン 10b 1.7°C to 4.4°C
Dorstenia foetida を元に記載。
※うちのラブラニーは昨年11月頃から葉を落とし始めました。最低気温10℃以下の日が続くと休眠する?
Pachypodium (パキポディウム)
15℃以上
pachypodium lamerei
pachypodium geayi
pachypodium succulentum を元に記載。
Tank bromeliad
10℃以上
Billbergia decora
Billbergia × Windii
Aechmea nudicaulis
Neoregelia 'Fire ball' を元に記載。
以上は hardiness. zone に記載されていた情報です。うちの植物の中には記載されていないものもありました。次の項では、記載のなかった植物の耐寒性についてまとめてみようと思います。
hardiness. zone に記載のない植物の耐寒性についても調べてみた
Dyckia
ディッキアはhardiness.zone に記載されていなかったので、他の方のブログを参考にささていただきました。
まずはこちらのブログ。
ameblo.jpきちんと調べられてるようで、とても信頼できるサイトだと感じました。
私もこんなブログにしていきたい!
このブログによれば、1℃でもノーダメージだったそうです。
※この方のブログは毎日更新していて、品種説明も詳細に書いてくれているのでオススメです!
他のブログも見てみます。
ameblo.jp園芸店を経営されている方のブログなので、情報の信頼性はかなり高いでしょう。
このブログによれば
うちの株たちは-3℃くらいならまったく平気で、ダメージも出ないです。
(屋外で-3℃は危ないので、誤解なきよう。あくまで密閉されたサンルーム内での話です)
引用:
との記載が。一定の条件をクリアすることができれば、-3℃でも問題ないそうです。
Othonna
参考になったのはこのサイト。
www.africansucculents.euこのサイト、現地の写真も掲載してあり Good です!O. euphorbioides の項に書かれている「Namaqualand」という地域近くにある「スプリングホッグ」の気象データを調べてみると、5 月 ~ 8 月の最低気温は 2020年8月30日の 0.4 ℃。なかなかに寒い。
霜がおりなければ、0℃ なら耐えそうです。
Sansevieria
当時一世を風靡したサンスベリア。様々な方が生育方法をまとめていると思い、Google で「サンスベリア 耐寒性」と調べるとこのようなサイトが。
ameblo.jp実際に生育しておられるようで、こちらもかなり信頼できるサイトだと思いましたので、こちらに書かれている内容を参考にさせていただきます。
このサイトには
だいたい8度くらいが続けば半数は傷みます
引用:間違いだらけのサンスベリア 育て方 Vol.2
と書かれています。
おそらく10℃を下回らないような環境で生育させるのが良さそうです。
さて、これで植物たちの耐寒性は一通り調べました。
次の項では、光要求量と耐寒性から置き場を考えていきます。
光要求量と耐寒性から我が家での置き場を考える
先に言っておきます。光要求量に関しては、完全にBBYの独断で評価しました。笑
科学的でもなんでもないですが、いろいろ調べたり、今まで育ててきた感覚から、◎〜✕の4段階で評価しました。
- 厳冬期以外は基本的に野外
Agave、Dyckia、Othonna - 最低気温が10℃を下回ったら屋内
Dorstenia、Pachypodium、tank bromeliad - 通年屋内
Aglaonema、Platycerium、Sansevieria
という感じで分けようと思います。
個人的には、夏型灌木は通年屋内でも良さそうな気がしますが、、、。これに関しては実際に運用しながら検討していくことにします。データロガー、3 台目が必要だなこりゃ
参考
【Web】
dyckia(ディッキア) 冬越し 耐寒性について② | ディッキア図鑑 ~牙の巣穴~
今年もお世話になりました&ディッキアの冬越し(那須のリーフハウスのブログです) | リーフハウスでたらたらりん
間違いだらけのサンスベリア育て方 Vol.2 | 大人遊び! サンスベリアと保護犬とカブクワ 保護猫も!