BBYの観葉植物 Discussion Note

観葉植物の生育環境や、育てかたについて考えたことを載せるブログです。

紫外線がアガベをかっこよくする?~自生地の環境も含め考察してみた~

前回の記事で紫外線の光形態形成について書きました。
その中で、紫外線がアガベをかっこ良い姿にする可能性について軽く言及しました。

そこで今回は、アガベが自生しているメキシコの環境&紫外線量について調べ直し、アガベをかっこよく育てるにはどうすればいいのか、もう少し掘り下げて書いていくことにします。

  • アガベの自生地 メキシコの環境~気温と降水量~
  • アガベの自生地 メキシコの環境~紫外線量~
  • アガベをイケメンにする環境を考える
  • まとめ
  • 参考
続きを読む

紫外線の形態形成について~やっぱり紫外線を諦めらんねぇよ~

以前、紫外線(UV-B)を当てて、アントシアニンの蓄積を試みたことがありました。
その時は見事失敗に終わりまして。ですが、諦めたくない!
紫外線にはまだまだ可能性があるのではないか?ということで、紫外線(UV-B)の有効性、植物に変化をもたらす光量などを調べなおしてみました。この記事の概略は目次で確認してみてください。

  • 紫外線は3種類に分けられ、複数の光受容体が関与する
  • 紫外線の光形態形成〜紫外線を浴びることによって、植物は姿をこう変える〜
  • 紫外線(UV-B)の光形態形成を有効に使える植物は?
  • どれくらいの紫外線量(UV-B)で光形態形成は起きるのか?
  • 必要な紫外線量を提供してくれるライトとは?
  • まとめ
  • 参考
続きを読む

気孔はいつ開くのか?〜気孔開閉の観点から過湿も考察〜

先日、友人と植物談義をしていて話題に上がったのが、湿度。そこから議論は白熱し、気孔の開閉に発展したんです。そのとき感じたのが「俺、気孔の理解浅くね?」
せっかくの機会なので、気孔について色々調べてみると、気孔の開閉は、二酸化酸素の吸収はもちろん、様々な環境ストレスに関わっていることがわかりました。植物の育っている環境や状態を把握して、上手に育てられるよう、私が知っている情報をここにまとめることにしました。ついでに気孔開閉の観点から、過湿時の植物の生育を考察してみました。参考になれば幸いです。

この記事で伝えたいこと
  • 気孔を開くと、CO2の吸収、根から無機養分の吸収、葉温を下げることがが可能
  • 植物は様々な環境要因で気孔を開閉させる
  • 乾燥に対しては土壌中の水分量だけでなく、空気中の水分量にも着目しよう
  • 過湿状態が続くと植物は栄養を取り込めなくなってしまう

 では、行ってみましょう。
ちなみにここでは気孔のメリット・デメリットや、気孔を開くとき・閉じるときについてまとめてあるのですが、書いてある以外に知っている情報がある方はぜひコメントなどで教えて欲しいです。m(_ _)m

続きを読む

日の長さが「枝分かれ」に与える影響とは

以前、枝分かれを減らすには栄養を与えずに育てると良い、的な記事を投稿しました。当時、枝分かれについて調べていると、テイツザイガーに「日の長さが枝分かれに影響与えるよー」みたいな内容が書かれていました。

続きを読む

パキポディウムをぷっくり太らせるには第3弾:〜光強度は高い方が良さそう〜

幹をぷっくり太らせようシリーズ第3弾。
今回のテーマは光強度が植物の形態にどのような変化をもたらすのか?です。
今回はサラっといきますよー。

続きを読む

パキポディウムをぷっくり太らせるには 第2弾:接触刺激 〜ユガッタゴールデンタッチ〜

パキポディウムをぷっくり太らせるには 第2弾。今回は接触刺激について。植物を触る、風を当てるなど植物への機械的な刺激は、植物を太らせる効果があるようです。色々調べ、自分なりに考察してみました。

続きを読む