BBYの観葉植物 Discussion Note

観葉植物の生育環境や、育てかたについて考えたことを載せるブログです。

Pachypodium brevicaule (パキポディウム ブレビカウレ 恵比寿笑い) BBY流の育て方&生育記録 Vol. 1

Pachypodium brevicaule (パキポディウム ブレビカウレ:恵比寿笑い)の生育記録です。

 

 パキポディウム ブレビカウレ(恵比寿笑い) について

マダガスカル原産、キョウチクトウ科の植物です。

特徴

幹は極端に短く、縦よりも横幅が長いです。成株はショウガのようなカタチをしています。

我が家の恵比寿笑い。うちに来て2年が経ちました。

葉の付け根に棘が密集するのが恵比寿笑いの特徴の1つだそうです。他のパキポディウムも同じような気がしますが。^^;

葉の付け根にトゲが密集します。

葉には光沢があまりなく、代わりに産毛のようなものが生えています。

葉の光沢はあまりなく、トリコームのようなものが見える。

黄色い合弁花を咲かせます。花弁の末端は5つに分かれます。

恵比寿笑いの花。

遺伝的な系統分類では、P. densiflorum や P. brevicaule ssp. leucoxanthum と近いようで、自生地でも P. densiflorum と一緒に生えていることが多いみたいです。

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出典:Phylogeny of the plant genus Pachypodium(Apocynaceae) (Dylan O. Burge et al., 2013)

 

自生地

恵比寿笑いの自生地については、参考論文内でいくつか記述されていました。

それによると、アンタナナリボ(下地図 ピンクのピン)付近〜アンバトフィナンドラアナ(下地図 黒のピン)辺りで、特に Itremo (下地図 緑のピン)周辺に多い*1ようです。

P. brevicaule is known from near Antananarivo in the north to Ambatofinandrahana in the south.

出典:Rapanarivo, S.H.J.V., Lavranos, J.J., Leeuwenberg, A.J.M. and Roosli, W. 1999. Pachypodium (Apocynaceae) Taxonomy, habitats and cultivation. A.A.Balkema, Rotterdam/Brookfield. ---p.2

自生地の岩石の隙間で生きており、きつめの酸性土壌でも適応できるみたいです。標高は 1300 m ~ 1900 m の間だそう。

P.brevicaule grows in crevices between outcrops of quartzite.It is strictly adapted to acid soil with pH varying from 3.5 to 4.5. ---- P.brevicaule is found at high altitudes between 1300 to 1900 m.

(恵比寿笑いは珪岩の露頭の間の隙間に生育します。pH 3.5 ~ 4.5 の酸性土壌に厳密に適応しています。 標高 1300 ~ 1900m の高地に生息しています。)

出典:Rapanarivo, S.H.J.V., Lavranos, J.J., Leeuwenberg, A.J.M. and Roosli, W. 1999. Pachypodium (Apocynaceae) Taxonomy, habitats and cultivation. A.A.Balkema, Rotterdam/Brookfield. ---p.92

自生地周辺の気温・降水量について。

気象庁に掲載されているデータのうち、「アンタナナリボ」のデータを載せます。恵比寿笑いが多く生息する Itremo とそこまで近くはないのですが、計測地点が、標高 1279 m と比較的高いので参考になるかなと思います。

アンタナナリボの平年値
参考:気象庁

標高が 1000 m を超えているので、平均気温は暖かい時期でも 25 ℃ 以下です。

また、降水量が 350 mm を超えている月もあり、思っているより降りますね。(ちなみに、2020年 - 千葉の7月降水量は約 400 mm です。)

Pachypodium 属の生育方針

BBYが考えるパキポディウム系の生育方針は

です。上の2つは幹を太くするための方針。 下の2つは基部の枝分かれを防ぐための方針です。

お迎え時〜2月末までの生育記録

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2020年7月ごろにホームセンターからお迎えしました。最近のホームセンターはすごいですね。おそらく実生苗です。ショウガ状の見た目は我が家の植物コレクションの中でもいいアクセントになってくれると思い、お迎え。

 

お迎えした2020年8月から2021年2月までは、細かい記録を取っていないので、ダイジェストでお送りします。

お迎え時〜2月末までの生育記録

2020年7月は長引いた梅雨のせいでほとんど外に出す機会がありませんでしたが、1日外に出しただけで、1枚の葉が黄色くなってしまいました。
その時心配で書いた記事がこちら。↓↓↓

bambooborny.hatenablog.com

この記事では「遮光するなどして温度が上がりすぎないようにして、葉の黄化を防ぐ。」としていますが、今もこの対策は間違い無いと思っています。

葉がダメージを受けるのは、高光量と高温の複合ストレスだと思っているので、なるべく温度を上げないようにしたいものです。
「熱に弱い?」の記事を書いた数日後に遮光率 50 % の遮光ネットを購入し、日光量を調節して管理していました。この管理を9月末までは継続させました。

秋は10月中旬から夜に屋内に移動、朝に外に出す、をやっていました。
この時期の夕方の気温が低かったせいか、休眠のスイッチが入ってしまい、10/15 には完全に落葉し、休眠状態に。

休眠してからは室内の植物棚で管理していましたが、12月頃からまた葉を出し始めました。
要因は

  • 下の段のLEDライトから出る排熱により、鉢が温められたから
  • 室内なので、そもそも温かいから

だと考えていますが、当時はデータを取っていなかったのでなんとも言えませんね。

そのまま現在まで、植物棚にて生育を続けています。

21年3月~22年6月末までの生育記録

2021年3月から、定点撮影をして1月ごとの様子を撮影しました。気温、湿度も記録を取り、成長度合いと環境の相関があるかを調べられるようにしました。

成長まとめと幹の肥大率

生育環境をまとめるとこんな感じでした。

21年3月 ~ 11月は、室内で LED を当てて生育。
11月末に完全落葉したので、低温にさらす意味で外管理に。
さらに寒くなってきた12月から室内で放置。
22年2月下旬から屋外で管理。
※屋外管理の際、雨が続くときなどは室内(植物棚 or 無LED & 無加温)に入れて管理しました。

各管理の詳細はこちら

屋外管理

ベランダの外側に自作の棚を作り、そこで管理しています。エキスパンドメタルを敷き、通気性をあげております。2階なので、風通りは良いかと。

屋外管理で使用している植物棚。

外側につけているので、日当たりも良好。季節にもよりますが、5~17時の間は直射日光が当たります。

 

屋内管理(室内の植物棚)

我が家の植物棚の風景。恵比寿笑いは中央から少し左側におります。

〜〜〜屋内管理(植物棚)の詳細〜〜〜

【使用LEDライト】 AMATERAS LED 20W
【ライトとの距離】 鉢下から 40 cm、ほぼ中心
【PPFD 値(推定)】 400 μmol m-2s-1
【光照射時間】14時間 / 日
【水やり方法】幹が少し凹んできたら、鉢底から水が出るまで灌水
【その他】卓上扇風機で送風

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屋内環境(無LED & 無加温)

部屋が散らかっている時の写真しかないので、載せられませんが、部屋の隅に置いています。

〜〜〜その他の屋内環境情報〜〜〜

【使用LEDライト】 窓から入る木漏れ日
【ライトとの距離】 -
【PPFD 値(推定)】 -
【光照射時間】-
【水やり方法】-
【その他】-

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各月の様子は以下の感じでした。

恵比寿笑い 2021年3月〜6月 成長の軌跡

2021年3月末時点でしっかり葉をつけています。室内管理の妙ですね。そのまま室内でLEDの光をしっかり当てて管理していました。休眠のスイッチが入ったと思われるのは2021年9月。10月末には完全に落葉しました。

12月〜2月は低温に晒し、その甲斐あったか、2022年3月末に目覚めました。

さて、気になる幹肥大率。赤い線の長さを測定し、どのくらい太ったかを調べました。

成長グラフ

3月時点で多くの葉をつけていたので、ガンガン幹が肥大しています。

8月あたりから肥大は緩やかになり、完全に落葉した10月から目覚める4月までは肥大は見られません。

結局、2021年3月 → 2022年6月 の幹肥大率は 1.67 倍でした。

個人的にはかなり成長したと思います。

3月末
3月の詳細

環境の計測を始めたのが、3/10 からなので、それ以前のデータはないです。すいません。パネルヒーターを使って温度を高めていますが、湿度は低いままです。

3月の環境。日付が水色の日に水やり。

大きな葉を沢山つけていて、順調です。

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4月末
4月末の環境詳細

室内の環境も、気温と湿度が上がってきました。

4月の環境。日付が水色の日に水やり。

〜〜〜その他の環境情報〜〜〜

【使用LEDライト】 AMATERAS LED 20W
【ライトとの距離】 鉢下から 40 cm、ほぼ中心
【PPFD 値(推定)】 400 μmol m-2s-1
【光照射時間】14時間 / 日
【水やり方法】幹が少し凹んできたら、鉢底から水が出るまで灌水
【その他】卓上扇風機で送風

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つぼみができました。

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5月末
5月末の環境詳細

気温差が小さくなりました。もう少し湿度が高ければ理想的な環境です。

5月の環境。日付が水色の日に水やり。

〜〜〜その他の屋内環境情報〜〜〜

【使用LEDライト】 AMATERAS LED 20W
【ライトとの距離】 鉢下から 40 cm、ほぼ中心
【PPFD 値(推定)】 400 μmol m-2s-1
【光照射時間】14時間 / 日
【水やり方法】幹が少し凹んできたら、鉢底から水が出るまで灌水
【その他】卓上扇風機で送風

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5/12に開花しました!パキポディウムの花は可愛いですねー。

2021/5/12 撮影。

さらに葉が大きくなり、別の頂点からつぼみが出てきました。

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6月末
6月末の環境詳細

室内の気温が順調に高くなっています。

6月の環境。日付が水色の日に水やり。

〜〜〜その他の屋内環境情報〜〜〜

【使用LEDライト】 AMATERAS LED 20W
【ライトとの距離】 鉢下から 40 cm、ほぼ中心
【PPFD 値(推定)】 400 μmol m-2s-1
【光照射時間】14時間 / 日
【水やり方法】幹が少し凹んできたら、鉢底から水が出るまで灌水
【その他】卓上扇風機で送風

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

葉はさらに大きくなり、幹はほとんど見えなくなりました。そしてまたつぼみが。

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7月末
7月の環境詳細

この月も室内管理。梅雨だったということもあり、室内も湿度が高いですね。

7月の環境。日付が水色の日に水やり。

〜〜〜その他の屋内環境情報〜〜〜

【使用LEDライト】 AMATERAS LED 20W
【ライトとの距離】 鉢下から 40 cm、ほぼ中心
【PPFD 値(推定)】 400 μmol m-2s-1
【光照射時間】14時間 / 日
【水やり方法】幹が少し凹んできたら、鉢底から水が出るまで灌水
【その他】卓上扇風機で送風

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葉幅が広くなり、幹も順調に肥大していますね。幹の頂点付近が膨らんできました。外側の葉色が少し黄色くなったような気がします。

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8月末
8月の環境詳細

7月と同様に気温・湿度が高かったです。

8月の環境。日付が水色の日に水やり。

〜〜〜その他の屋内環境情報〜〜〜

【使用LEDライト】 AMATERAS LED 20W
【ライトとの距離】 鉢下から 40 cm、中心から約 10 cm
【PPFD 値(推定)】 100 μmol m-2s-1
【光照射時間】14時間 / 日
【水やり方法】幹が少し凹んできたら、鉢底から水が出るまで灌水
【その他】卓上扇風機で送風

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外側の葉がさらに黄色っぽくなりました。アントシアニンが貯まっているのか、赤くなっているところもあります。

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9月末
9月の環境詳細

この月も室内で管理。相変わらずの高気温&湿度。9月といえどまだまだ暑かったです。

9月の環境。日付が水色の日に水やり。

〜〜〜その他の屋内環境情報〜〜〜

【使用LEDライト】 AMATERAS LED 20W
【ライトとの距離】 鉢下から 40 cm、ほぼ真下
【PPFD 値(推定)】 400 μmol m-2s-1
【光照射時間】14時間 / 日
【水やり方法】幹が少し凹んできたら、鉢底から水が出るまで灌水
【その他】卓上扇風機で送風

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気温だけ見ると、まだまだ成長しそうですが、休眠スイッチが入ったようです。

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10月末
10月の環境詳細

この月も室内で管理。22日辺りからガクッと気温が下がりました。

10月の環境。日付が水色の日に水やり。

〜〜〜その他の屋内環境情報〜〜〜

【使用LEDライト】 AMATERAS LED 20W
【ライトとの距離】 鉢下から 40 cm、ほぼ真下
【PPFD 値(推定)】 400 μmol m-2s-1
【光照射時間】14時間 / 日
【水やり方法】幹が少し凹んできたら、鉢底から水が出るまで灌水
【その他】卓上扇風機で送風

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完全に落葉しました。でも、よく見ると、手前の成長点からつぼみのようなものが。

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11月末
11月の環境詳細

室内管理を継続。室内とはいえ、9月 - 10月中旬までと比べ、気温が5℃近く下がっています。気温もかなり低くなってきたので、25日あたりから、パネルヒーターで加温しています。恵比寿笑いは完全に落葉していたので、11/28 から屋外に移動し、低温にさらすことにしました。

11月の環境。28日から屋外管理に移行。日付が水色の日に水やり。

〜〜〜その他の屋内環境情報〜〜〜

【使用LEDライト】 AMATERAS LED 20W
【ライトとの距離】 鉢下から 40 cm、ほぼ真下
【PPFD 値(推定)】 400 μmol m-2s-1
【光照射時間】14時間 / 日
【水やり方法】幹が少し凹んできたら、鉢底から水が出るまで灌水
【その他】卓上扇風機で送風

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落葉しているのにつぼみはグングン伸びています。

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12月末
12月の環境詳細

12/5 までは屋外管理を継続しました。流石に寒くなってきたので、12/6から室内の無加温&LED無しの部屋脇に移動しました。

12月の環境。6日から室内の脇に移動。日付が水色の日に水やり。

〜〜〜その他の屋内環境情報〜〜〜

【使用LEDライト】 窓から入る木漏れ日
【ライトとの距離】 -
【PPFD 値(推定)】 -
【光照射時間】-
【水やり方法】-
【その他】-

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つけていたつぼみもとれ、完全に休眠モード突入。

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2022年1月末
2022年1月の環境詳細

室内でのお休み管理を継続しました。暖房をつけていた日は最高気温が20℃を超えていますが、平均気温は10℃程度でした。

1月の環境。室内の脇で管理。暖房をつけた日は最高気温が高く観測されている。

〜〜〜その他の屋内環境情報〜〜〜

【使用LEDライト】 窓から入る木漏れ日
【ライトとの距離】 -
【PPFD 値(推定)】 -
【光照射時間】-
【水やり方法】-
【その他】-

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先月と大きな変化はありません。完全休眠モード。

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2月末
2月の環境詳細

お休み管理を継続しました。2月下旬から冬の終わりが感じられるようになってきたので、日中のみ外に出すことにしました。成長スイッチがオンになることを願って。

2022年2月の環境。日付が水色の日に水やり、もしくは雨ざらし

 

特に変化無し。

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3月末
3月の環境詳細

3/13までは日中のみ外管理を継続。3/14から終日外管理に移行しました。

2022年3月の環境。日付が水色の日に水やり、もしくは雨ざらし。緑色の網掛けは室内管理している日。

2022年3月の日照時間と1日の合計降水量

〜〜〜その他 屋内移行時の情報〜〜〜

【使用LEDライト】午前中のみガラス越しの日光、蛍光灯
【ライトとの距離】 -
【PPFD 値(推定)】 -
【光照射時間】-
【その他】-

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3月末(実は4/3)に新葉を確認!無事目覚めました(^^)

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4月末
4月の環境詳細

徐々に暖かくなってきましたが、この月は雨が多かったです。春雨ってやつですかね。

2022年4月の環境。日付が水色の日に水やり、もしくは雨ざらし。緑色の網掛けは室内管理している日。

2022年4月の日照時間と1日の合計降水量

〜〜〜その他 屋内移行時の情報〜〜〜

【使用LEDライト】午前中のみガラス越しの日光、蛍光灯
【ライトとの距離】 -
【PPFD 値(推定)】 -
【光照射時間】-
【その他】-

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新葉がビャっと生えています。そしてまたつぼみ。

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5月末
5月の環境詳細

一気に気温が上がりました。最低気温が 15℃を超える日もしばしば。

15日、土から足裏の様な匂いがすることが発覚。根腐れしないために、竹酢液を薄めたものを灌水しつつ、湿度の低い室内植物棚に移動。

2022年5月の環境。日付が水色の日に水やり、もしくは雨ざらし。緑色の網掛けは室内管理している日。

2022年5月の日照時間と1日の合計降水量

〜〜〜その他の屋内環境情報〜〜〜

【使用LEDライト】 AMATERAS LED 20W
【ライトとの距離】 鉢下から 40 cm、ほぼ中心
【PPFD 値(推定)】 400 μmol m-2s-1
【光照射時間】14時間 / 日
【水やり方法】幹が少し凹んできたら、鉢底から水が出るまで灌水
【その他】卓上扇風機で送風

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2022年も咲きました(^^)v 22/5/5 撮影。

そしてなんと!!鞘ができました!

同時期に花を咲かせていたパキポディウム はなかったので、自家受粉だと思います

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6月末
6月の環境詳細

6日に梅雨入りしました。ただ、そこまで雨量は多くなかったです。24日からはかなりの高温が続きました。しかも27日には梅雨明け。

2022年6月の環境。日付が水色の日に水やり。

〜〜〜その他の屋内環境情報〜〜〜

【使用LEDライト】 AMATERAS LED 20W
【ライトとの距離】 鉢下から 40 cm、ほぼ中心
【PPFD 値(推定)】 400 μmol m-2s-1
【光照射時間】14時間 / 日
【水やり方法】幹が少し凹んできたら、鉢底から水が出るまで灌水
【その他】卓上扇風機で送風

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6/26 に鞘が弾け、種が採れました。

弾けた後の様子。22/6/26 撮影。

採れた種。いくつか蒔きましたが、いずれも発芽せず。

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参考

【論文】

  • Phylogeny of the plant genus Pachypodium(Apocynaceae) (Dylan O. Burge et al., 2013)
  • Rapanarivo, S.H.J.V., Lavranos, J.J., Leeuwenberg, A.J.M. and Roosli, W. 1999. Pachypodium (Apocynaceae) Taxonomy, habitats and cultivation. A.A.Balkema, Rotterdam/Brookfield.

 

*1:Rapanarivo, S.H.J.V., Lavranos, J.J., Leeuwenberg, A.J.M. and Roosli, W. 1999. Pachypodium (Apocynaceae) Taxonomy, habitats and cultivation. A.A.Balkema, Rotterdam/Brookfield. ---p.106,107